ひとつの企業がエンジニアを新卒で取るということはかなり勇気のいることだろう。

新卒の若者を一人前のエンジニアに育てなければならないからだ。

新卒を採用するということはすべての分野において勇気のいることだが、エンジニアにおいては特に大きな勇気が必要だと思う。

なぜならば 技術は 汎用性の高いものだからだ。

わが社で育てた技術者は他社でも通用する技術者だからだ。

せっかく費用と時間をかけて育てても、ヘッドハンティングされればそれまでだ。


その分 会社が新卒をエンジニアとして採用することは 社会的意義の大きいことである。

海のものとも山のものとも分からない新卒のひよこを、ひとかどの社会人に育てることも会社が社会に大して出来る大きな貢献である。

そしてそれが技術者である場合、モノ作りの出来る人材を輩出するということでの貢献度は大きい。

能力のある者を世に送り出す。

それが新卒でエンジニアを採用する会社の、利潤追求とはまた別の仕方での社会貢献だろう。


日進月歩の技術進歩をフレッシュな感覚で取り入れられるのは、新卒のエンジニアの強みだろう。

また、同時に先輩たちの培ってきた企業風土をじっくりと吸収して、企業のコアな人材として育って行く可能性も十分にあるだろう。

企業が新卒を採用するのは、定年退職その他で減った人材を単に補充するということだけではなく、既存社員を刺激することにもなる。

エンジニアを新卒で採用するのは長期投資になり、リスクもあるだろうが、それだけの意味の大きいことであると思う。

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